雑記

今日は何をしたのかを考える。
起きる。
「パーソンズとウェーバー」を読む。
パーソンズの本を読まないとこの本を読む意味がないことに気づく。
英語の勉強をする。
何度やっても英文解釈教室はおもしろいと思う。
授業には行かない。
駿台大阪校へバイトしに出かける。
JRのなかでずっと景色を見る。
ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女のメロディーを隔世的に反芻する。
名しか知らないたくさんの高校生もしくはその父兄と
電波という触媒を通じて会話を交わす。
人の世にすこし失望する。
コーヒー牛乳を飲む。
人生にすこし希望を持つ。
一緒に仕事した神戸の女の人と帰りの電車の中で話す。
結婚は４０くらいまでしないと言う彼女の素直さに軽く嫉妬する。
彼女は神戸へ、僕は京都へ。
一人でのったサラリーマンであふれる車内でやはり人の中でこそ人は孤独を感じると思う。
南国で遥かな水平線を昇りくる朝日を見たいと望む。
あるいは北国のしずかな真夜中に眠りたいと願う。
花のにおいに春を見てもいいし
穏やかな波にたゆとうのもよい
色づいた道をあの人とあるくのもよいし
厳しい寒さに死を感じてもよいと思う。

そのあと雑務をこなして今日はおしまい。

今日の一曲

ホレス・シルヴァーをリーダーとするクインテットのアルバム
「ホレス・シルヴァー＆ジャズ・メッセンジャーズ」より、
M-6「The Preacher」。
ジャズノヴァからの流れかも。