それまでメルロ=ポンティはおおむね次のようなことを考えていた。『行動の構造』に結実している内容にあたる。 ひとつは、身体の自覚の問題である。 これは実存哲学者のガブリエル・マルセルが『存在と所有』という本で「自分の身体」というものを持ち出し…
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