lack of talent

とはいえ才能がないのもなかなか楽しい

おれはなんとなくこんな曲がいいんでは、とか、こういう要素がかっこいいから入れようみたいなアイデアはあるが
テクニック的に非常に稚拙だし、ディティールで変化を加えることもできない

えりちゃんはめちゃくちゃ上手いし、メロディーを作るのも得意だし、ガッツもあるが、全体を構成するのはまだ苦手で、
おれとえりちゃんは理論面に明るくない

そこで登場するのが木村で、理論的な正しさやディティールでの変化、あるいはライブをするときの構成、
テクニック面での柱となっている
が、恥ずかしがって曲はつくらない（走馬燈…）

脇田はえりちゃんのフォローという要職に就いている
脇田と木村は、おれがこういうのどうかな？って聞いたときに的確なアドバイスをくれる

西村とじょこたんは忙しいのにありがとうということに尽きる
こういう感じで、と発注してすぐにそういう感じのフレーズを持ってくるのはすごい

再田はスタジオのお笑い担当として活躍している
スタジオが楽しいのって大事だと思います

という感じで、おれたちはスポーツ漫画の登場人物みたいな補完関係にある
なんでもできてしまえることが望ましいのは確かだが、
なにかが不得意ということも時には楽しいことなのだということを発見した
そのうえでちょっとずつ成長していければいいなと思う

合宿のときからお気に入り
でもこんな女の子がＥＭに入ってきたらちょうビビる